原稿を読みながら動画を撮影できる?
できます。カメラモードを使うと、撮影中の映像に原稿が重なって表示されます。同じ画面で読みながら録画するので、メモアプリとカメラを行き来する必要も、視線をレンズから外す必要もありません。原稿は自分の画面にだけ表示され、保存される動画には映りません。
カメラモードの仕組み
カメラモードは、内蔵カメラの映像の上に原稿の層を重ねて表示します。原稿は画面に表示されているだけで、録画されるのはカメラが捉えた映像だけです。つまり、あなたには原稿が見えていて、視聴者には見えません。
原稿は設定した速さで自動的に流れます。止めたいときは一時停止でき、読み直したいときは手で戻せます。録画を止める必要はありません。
内カメラでも外カメラでも使えます。自分を撮るなら内カメラ、画質を優先するなら外カメラという使い分けが一般的です。
iPhone での手順
- 原稿を用意する。入力するか貼り付けます。1行20〜25文字で改行しておくと読みやすくなります。
- カメラモードを選ぶ。撮影中の映像に原稿が重なった状態になります。
- 表示エリアを画面上部に寄せる。内カメラのレンズは画面上端にあるので、原稿を上に置くほど視線が動きません。行数は2〜3行に絞ってください。
- 文字を大きくする。手持ちなら顔から30〜50cm。思ったより大きくできます。
- 速度を決める。日本語は300文字/分が目安です。20〜30秒の試し撮りをして、急いで聞こえないか確認してください。
- 録画する。言い直しても止めずに続けてください。編集で切れます。
iPad・Mac での手順
iPad は画面が大きいので、5〜6行表示しても視線の移動が小さく収まります。長い原稿や講座の収録に向いています。三脚に立てて、画面が目線の高さに来るようにしてください。
Mac は机の前で使うため、画面までの距離が長くなります。表示エリアを横に広く取り、行間に余裕を持たせると読みやすくなります。内蔵カメラは画面上端にあるので、原稿は画面の上寄りに配置します。
どの端末でも、原稿は一度用意すれば同じように使えます。
原稿は「話す言葉」で書く
読みながら撮る場合、原稿の書き方が結果を大きく左右します。読む文章として書くと、声に出したときに硬く聞こえます。
- 1文を短く切る。長い文は息が続かず、読み間違いも増えます。
- 話し言葉の接続詞を使う。「したがって」ではなく「だから」。
- 主語を省く。日本語の話し言葉では主語を言いません。
- 1行20〜25文字で改行する。視線を横に動かさずに1行が視界に入ります。
- 話題の変わり目に空行を入れる。スクロールに間ができ、息を整えられます。
書いたあとに必ず声に出して読み、口が引っかかった箇所を直してください。
視線と文字の配置
読んでいるように見えるかどうかは、視線がレンズからどれだけ離れるかで決まります。文字がレンズの近くにあれば、原稿を追う目の動きは相手には分かりません。
逆に、表示エリアが画面の下半分にあると視線が明確に下がります。カメラモードを使っていても、配置を間違えると手元のメモを読んでいるのと同じに見えます。
配置の詳しい考え方は 表示エリアの位置 にまとめています。
不自然に見える原因と対処
速すぎる。いちばん多い原因です。文がつながって間が消えていれば速すぎます。速度を落とすのではなく、原稿の文字数を削るほうが結果が良くなります。
文字が小さい。読むために目を細めたり、視線を左右に動かしたりします。撮影する距離から余裕を持って読める大きさにしてください。
語尾が上がったまま次に行く。読み上げている感じが出るのはここです。文の終わりで声を下げきってください。
間がない。大事なことを言ったあとに一拍置くだけで、聞こえ方が変わります。原稿に空行を入れておくと自然に間が入ります。
Teleprompter-Scrolling Scripts なら、iPhone・iPad・Mac で原稿を読みながら動画を撮影できます。ダウンロードは無料です。
無料オンラインプロンプターを使う 無料でダウンロード